知っておくべき看護学校受験の流れ【完全まとめ】

悩んでいる人

社会人から看護学校を目指そうと考えていますが、受験をするにあたり、何から始めればよいのでしょうか。受験をするまでの手順をしりたいです。

こんなお悩みを解決します。

本記事の内容

  • 正看護学校・准看護学校の違いについて
  • 5つの受験手順

本記事の信頼性

本記事を書いている私は、働きながら受験勉強をし、独学で准看護学校に首席入学をしました。入学後は学年10位以内の成績を収めながら、学生生活を過ごしていました。

学生時代とは違い、社会人から受験をする場合、学校の情報収集をすべて自分でやる必要があります。働きながら、情報収集するのは、想像以上に大変でした。

今回は、「知っておくべき看護学校受験の流れ【完全まとめ】」をご紹介していきます。

実際、私は、本記事でご紹介する流れで、看護学校を受験し、首席入学しました。また、国から給付金を貰いながら学校に通えたため、中退したとしても金銭的なダメージは少なかったです。

どうやって学校を選べばよいか、入学後の学費が心配など受験に対する悩みをもっている方でも、この記事を読めば、受験してみようかな!と思えるはずです。

miharu

3分で読めるので、最後まで読んでみてください。

目次

正看護学校・准看護学校の違いについて

受験手順の前に、正看護学校と准看護学校の違いについて説明させていただきます。

正看護学校は、3年制、国家資格。准看護学校は、2年制、都道府県知事が発行する資格。お給料などの待遇面は、正看護師の方が良い傾向になります。

正看護学校の方が、入学試験の難易度は高いです。

私が、准看護学校を中退して知ったことは、履修済みの科目を、再度学校に入学した際、流用できないこと。

正看護学校は、単位制なので、一部は流用ができるらしいです。中退して初めて知ったことでした。

准看護師は、医師や正看護師の指示がないと、自己判断で看護行為(点滴準備・採決等)ができない、管理職への昇進ができないなどのため、正看護師よりお給料は低いですが、業務内容はほぼ変わらないのが実際です。

5つの受験手順

私が利用した専門実践教育訓練についても解説します!
まずは、ざっくり受験するまでの流れを説明します‼

  1. 専門実践教育訓練対象校(以下、専門実践)から受験校を仮決定
  2. 受験校の資料請求・オープンキャンパスへ参加
  3. ジョブカードの作成のため、キャリアコンサルティングを受ける(無料)
  4. 受験校決定・願書提出・受験日確認
  5. 受験科目の勉強開始

受験までにすることが多い……

大丈夫!!!

手順①:専門実践教育訓練対象校(以下、専門実践)から受験校を仮決定

私が国から給付金を貰うために利用した制度、”専門実践教育訓練給付制度”について説明します。

この制度とは、働く方々のキャリア形成を支援し、雇用の安定と就職の促進を図ることを目的として、厚生労働大臣が指定する教育訓練を受講した際に、受講費用の一部が支給されるものです。

正看護学校・准看護学校は、全国に約1000校近くありますが、専門実践教育訓練対象校は、約300校なので志望校が、対象外の可能性があります。

しかし、この制度を利用すれば、学費と生活費の補助をしてくれるので、本当におススメです。学校にこだわりはなく、資格が取れれば良いと考えている方は、ぜひ利用していただきたいです。

専門実践教育訓練給付制度を利用できる方を下記に記載しました。

・受講開始日時点で、2年以上雇用保険に加入している(初めて専門実践を利用する方は、2年間雇用保険に加入していれば対象です!)

・受講開始日時点で、働いている、もしくは離職してから1年以内である(離職して1年以内!なら利用できます)

・私のように、過去に教育訓練給付金を受給したことがある場合、前回の受講開始日以降、3年以上雇用保険に加入している

これだけでは、専門実践を利用できるかわからないという方は、お近くのハローワークでご確認ください。

前置きが長くなりましたが、専門実践教育訓練対象校の調べ方について説明します。

1「専門実践教育訓練 講座 検索」で検索をすると講座・スクールを探すサイトがでてきます。下記の画像に沿って、講座・スクールを探すをクリックしてください。

2地域を選択(都道府県のみでOK)、分野・資格名を指定するの中から准看護師・看護師にチェック後、下にスクロールして検索ボタンをクリックしてください。

3検索結果がでたら、詳細を見るボタンを押します。

4学校の詳細が出るので、このサイト上で情報収集してもOKですが、学校のホームページを閲覧して、自宅からの通いやすさ、学校の写真などもみて、興味を持ったら資料請求してみてください。

資料請求については、次の手順で説明します。

手順②:受験校の資料請求・オープンキャンパスへ参加

受験校が決まったら、資料請求です。

資料請求の方法も様々でした。

・学校のホームページから申し込みできる場合

・封筒に返信用封筒をいれて、パンフレット希望と記載して郵送する場合

後者の場合、切手代・郵送代のお金がかかりますし、封筒のルールを調べながら書いたので、手間がかかりました。

【重要】受験校のホームページに過去問の掲載がない場合、受験校に直接電話で過去問を貰えるかを確認してください。(実際、私が受験した准看護学校は昨年の過去問(解答なし)を無料で貰えました)

学校のパンフレットを貰うだけではなく、過去問を貰うことも忘れずにしてください!

オープンキャンパスは、学校の雰囲気がわかるので都合が合えば、ぜひ行ってみてください。

私は、参加せず受験しましたが、参加した方が学校生活がイメージしやすかったと思いました。先輩にお会いできて、話を聞けるので、内情がよくわかります。

准看護学校の友人で、オープンキャンパスに行った子は、軍隊みたいな学校だよと先輩にいわれ、それを覚悟で入ったよと言っており、軍隊という意味がわかると言っていました(笑)。

私も、軍隊のような学校というのは納得でした。それくらい、ここまでする?!っていうことが多かったです。

オープンキャンパスは、合格には必須ではありません。

手順③:ジョブカード作成のため、キャリアコンサルティングを受ける(無料)

ジョブカードって何?初めて聞いたという方が多いと思います。ジョブカードは、私こんな学歴・職歴の人ですということを記載する、履歴書のようなものです。

また、ジョブカードは、専門実践教育訓練を受けるために必要なものです。

ジョブカードを作成するタイミングは、合格後でも構いませんが、ジョブカードを作成することで、自分の強み・弱みや能力に気づくことができるので、面接のときに役立ちます!

なので、受験前に作成することをおススメします!が、

学校入学日の原則2週間前までに作成すればOKなので、時間がないという方は、合格後作成で構いません。

ジョブカードと言われると、マイナンバーカードのようなカードを想像したのですが、A4用紙に自分のことを書いたその紙をジョブカードというんです…A4用紙をジョブカードと呼ぶのがびっくり。

手順④:受験校決定・願書提出・受験日確認

パンフレットやホームページを閲覧し、学校の雰囲気、入学試験の合格率、資格試験の合格率、学費等を確認し、受験校を決定します。

願書は、早い到着!直接手渡し!が良く、速達・書留にしたため、1000円近い郵送代でした。

2024年10月1日から切手代などが値上げしたため、今はさらに高そうです。

願書を提出したら、あとは受験勉強を頑張るのみです!

手順⑤:受験科目の勉強開始

受験勉強を独学でするか?塾に通うか?悩みましたが、お金を節約したかったため、独学にしました。

教材は、本屋さんで立ち読みし、基本問題の解説がわかりやすい本をみつけ、メルカリで購入しました。

また教材以外にトライイッツの動画配信で勉強していました。ネットで調べると出てきます。

今の時代、youtubeで問題解説動画もあり、わかりやすいので、独学でも全然大丈夫でした‼

すき間時間にどれだけ勉強できるかが合格のカギだと思います。

まとめ:教育訓練給付制度を利用できる学校を見つけてみよう!

今回は、知っておくべき看護学校受験の流れ【完全まとめ】についてご紹介しました。

ぜひ専門実践教育訓練給付制度を利用できる学校をみつけ、受験手順に沿って行動してみてください!

行動した方は、絶対合格を掴み取れます。

今回は、以上です。

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